エピソード
7.2 教会がない方がいいのか?
4 分FHD
トランスクリプト
Japanese (日本語)
「宗教が原因で戦争が起きているのに
どうして神を信じられるのか?」 と、何度も質問を受けてきました。
宗教を信仰する人たちが、
神は存在します、なんて言わなければ、
もっと平和な世の中になるはずなのにと ほのめかす人さえいるのです。
真実は、 宗教を取り除いたとしても
世界平和に対する問題は解決しないと
証明されているのです。
20世紀はこれまでで最も血なまぐさい 世紀だと、言われています。
過去19世紀を全部合わせたよりも 多くの殺戮がありました。
中国、カンボジア、ロシアなどで、
共産党政権が台頭しました。
それによって 神も信仰も宗教もない社会が作られた代わりに、
自国民に対する大規模な大量虐殺を
彼らは行いました。
宗教が戦争を
起こしただなんて あまりにも浅はかだなと思います、
ただ、キリスト教の場合、 歴史上イエスの名において
残虐非道な行為が行われてきたことに 対しては
言い逃れ出来ません。
非暴力運動を実践し
インド独立のために闘ったガンジーは こう言いました
「私はキリストは好きだが、 クリスチャンは嫌いだ。
クリスチャンは全然 キリストに似ていないから」。
ガンジーのするどい批判は、
キリスト教の歴史の暗い部分を 指摘しています。
彼が批判したのは、 クリスチャンだと自称する、
不正を行ってきた人たちです。
ガンジーの考えは分かります。
イエス自身は平和の道を説き、
敵を愛せ、悪人にも善をなせ、 と言うのに
なぜ戦争をするのか、と。
中世におけるヨーロッパの
キリスト教徒とイスラム教徒での 一連の戦争のきっかけとなった
十字軍の遠征。
双方とも、宗教の名において 酷い残虐行為を
行ってきました。
何十万もの死者が
出てしまったことを イエスはどう思われているのでしょうか?
一方で 多くのクリスチャンが聖書をもとに
奴隷制を支持し人種差別を正当化してきた
非人道的な歴史があるのですが
あまりにも酷い。
それから、クリスチャンのリーダー の中には、
性的・肉体的虐待をした人もいれば、
それを懸命に、隠蔽しようとした 人も・・・。
なぜそんなことが起こるのでしょうか?
そして、キリスト教自体も 愚かなクリスチャンも
正しい行いをせず、 過ちを犯して来ましたが
僕が伝えたい事は
問題なのは 人間だということ。
過ちを犯し、私たちを落胆させるのは
イエスではなく人なのです。
キリスト教の本質というのは イエスであって人間じゃない
神の姿を見せられるのがイエスであり、
愛による生き方の模範こそが イエスなのです
社会が憎んだ人たちを、 イエスは愛しました。
社会が殺そうとした人たちを、 イエスは赦しました。
そして社会が嫌悪した人たちを、
イエスは受け入れ、癒しました。
不正の犠牲者であるイエスが 十字架にかけられながら、敵の赦しを
神に祈ったことを 決して忘れないでください。
悪をなす人々がいて、
しかもイエスの名において 悪を正当化しようとしましたが、
でもそれは、イエスの教えとは ほど遠いものです。
物欲や権力欲が憎しみを生み、
思いやりの代わりに、誰かを責め、 ひどい苦しみを与える。
悲しいことに これは、イエスが説かれたこととは、
全くもって真逆の道を 歩んでしまっているのです。
「互いに愛し合うならば、 それによって
あなたがたが私の弟子であることを、 皆が知るようになる」